ユーザー認証機能
Laravelには標準装備されているユーザーの認証機能「Auth」という機能があります。
ユーザー認証機能を設定すると、ログインしないと使えないようなサービス(会員制)のサービスを容易につくることができます。
必要なもの
ユーザー認証機能を設定するのに必要なもの
・laravel/ui
Laravelにフロントエンドのフレームワークを組み込む際のベース機能を提供していますので、laravel/uiを使用て、認証機能のフロント部分を作成します。
・npm
こちらもフロントエンド関係のパッケージ管理ツールになります。こちらを利用する際には「Node.js」が必要となりますので、インストールがまだの方はインストールをお願いします。
さっそくセットアップ
まずはコマンドプロンプトを立ち上げ、Laravelをインストールしているフォルダを開きます。
cd C:\xampp\htdocs\laravel-project
フォルダが開けたらComposerでlaravel/uiをインストールするコマンドを実行します。このコマンドを実行することで、laravel/uiがアプリケーションに組み込まれます。
composer require laravel/ui続いて、laravel/uiを利用して認証機能(Auth)関連のファイルを生成していきます。こちらもコマンドプロンプトでコマンド(artisan)を実行していきます。
php artisan ui vue --auth最後にフロントエンドのnpmのインストールを行います。
npm install && npm run devお疲れ様でした。インストールの作業はこれで以上となります。では早速、認証機能がLaravelに追加されているか確認しましょう。
localhost/laravel-project/public/
ユーザー認証機能が反映されていれば、Laravel画面の赤枠通り「Login」と「Register」という項目が追加されています。
認証機能を使ってみる
ログイン機能を試すためには、ログインできるユーザーが必要になるので、先にユーザー登録を行います。「Register」のリンクをクリックし画面を表示します。
ユーザー登録画面(Register)はこのようになっています。
・Name
・E-mail Addess
・Password
・Confirm Password
登録内容は普段利用しているアプリと同じような内容かと思います。テスト用にユーザーを登録してください。
続いて、ログイン画面を表示します。
入力は先ほど登録したアドレスとパスワードになります。
以上がLaravelに標準装備されているユーザーの認証機能「Auth」という機能の説明になります。この機能があれば会員制サービスが簡単に作れそうですよね。Laravelの標準機能すごい。